改造車が盗まれる理由を詳しく解説しています。

改造車が盗まれる理由 ドリ車 VIP車は要注意!

世間一般的には、ハイエースやプリウスの大衆車、またランドクルーザー、レクサスなどの高級車が多く盗難に遭っているニュースなどが報道されています。

ですので、この種の車は盗難に遭いやすいという認識が広がっていますが、改造車が盗まれやすいというのはあまり知られていないようです。

ですが、窃盗犯にしてみれば改造車は宝の山だったりします。改造車と言っても種類が色々とありますが、ドリフト車やVIP車が狙われやすい傾向にあります。

ドリフト車やVIP車を知らない方もいるかもしれませんので、どのような車か簡単にご説明します。

まずVIP車とは、レクサスやクラウン、セルシオなどの高級車をカスタムしている車のことを言います。下記の画像のようにカスタムしている車を言います。



このように高級車をカスタムして楽しんでいる車を主にVIP車と言います。VIP車に乗っている人の特徴としては、車をカスタムして自分の個性を出すことを楽しんでいる方達です。

年代は問わずとても幅広く、VIP車に乗っている方がいらっしゃいます。VIP車に乗っている方の多くは車の防犯対策に対する認識がとても強い傾向にあり、私の知る限りでは、9割以上の方が防犯警報装置や様々な方法で愛車を守っている傾向にあります。

その理由としては、VIP車に乗っている方達は給料の大半を車に注ぎ込んでいる方が多いからです。

恐らくカスタム費用は少なくても100万円以上、中には数千万円掛けている人もいると思います。平均で200万~300万は掛けていることが多いようです。

これだけ多額なお金を掛けてカスタムして、愛車が盗難に遭ってはたまりませんから、ほとんどのオーナーが防犯対策をしっかりやっている傾向にあります。

ですが、防犯対策の認識が甘いのが、次にご紹介するドリ車に乗っているオーナーの方達です。通称「走り屋」とも言いますが、この走り屋の方達は、愛車の防犯対策に対する認識が甘い方が多いように思います。

ドリ車とは「ドリフト走行を楽しんでいる人が乗っている車」のことを言い、ドリフト走行とは、タイヤを滑らせて車をコントロールする走行技術のことを言います。

最近はニュースなどで、警察によるドリフト族取り締まりの映像が流されるようになってから、世間一般的に多く知られるようになったとは思います。

ですが、ドリフト走行を知らない方もまだまだ多いと思いますし、言葉で説明するのはなかなか難しいので、実際にドリフト走行している映像をご覧になってみてください。

↑中心のボタンを押すと再生、音が出ますので注意してください。(1分53秒)


このように車をスライドさせながら、車をコントロールして楽しむ技術をドリフトと言います。そして、このドリフトをするために改造している車をドリ車と言います。

その他にも「ローリング族」なんて言葉も聞いたことがあると思います。ローリング族とは、主に首都高速道路や阪神高速道路の環状線などをメインに走っている走り屋の方達を言います。

私自身は主に、現役でドリフトをしている仲間が多いのですが、その彼らもやはり防犯対策に関しては認識がとても甘い方が多いです。

車に掛けるお金はVIP車の方達と余り変わらないにも関わらず、何故か愛車の防犯対策に関しては甘い方が多いです。

その理由としては、元々オーナーの危険意識の低さと、車両年式が古いことによるセキリュティーの低さに問題があったりもします。

また、VIP車のオーナーの方は無理な運転をして車をぶつけることはほとんどありませんが、ドリフト走行を楽しんでいる人達は、無理な運転をしてよくぶつけてしまうことが多いため、車に対する愛着が低くなり、防犯対策の意識も薄れていく傾向にあるようです。

いくら大事にしていた愛車でも、何度もぶつけてしまうとその度に修理費用がかさみますから、多少のへこみなどは気にせずに、そのまま乗っている人が多いです。

そうなると、「また直してもぶつける可能性があるからこのままでいいや」という気持ちになり、愛車に対する愛着が薄れていくオーナーが多いようです。

そうなると、愛車に対する防犯対策が薄れる傾向にあるようで、私の友人も含め、ドリ車に乗っている人達は車の防犯対策に疎い人たちが多いです。

しかし、ドリ車は盗難に遭いやすい傾向にあります。窃盗団にとって、ドリ車は宝の山だったりします。

ドリ車は車両自体は年式が古いものが多いため、車の価値としてはさほど高くはありませんが、窃盗団が目をつけているのは車両本体ではなく、エンジンやミッション、ホイール、車高調などです。

車両を盗難し、車を売ろうとすると車体番号の問題が出てきますが、パーツを売る分には車体番号などの問題はありません。パーツを分解して各専門店に持っていけばすぐにお金になります。

ドリ車には高級なパーツが多く付いていることがあり、このような部品をばらして売ると高価になるものが多く、窃盗団は各パーツに狙いを定めて盗難することが多いようです。

自分の車はボロボロだから盗まれることもないだろう、と思っている方は要注意です。あなたの愛車があまりキレイでなかったとしても、窃盗団はパーツを盗んで売りさばくことを考えているため、平気で持っていきます。

実際、私の友人1人もドリ車の盗難被害に遭っています。車はトヨタのマークⅡ(JZX100)という車で、ドリ車にはとても人気が高い車です。

しかし、見た目はフロントバンパー、サイドバンパーが割れ、リアもぶつけたものを修理せずに乗っていましたので、決してキレイな車とは言えません。しかし、出勤しようと駐車場に向かったところ、車が無くなっていました。

また、ネット上でもドリ車やチューニング車両が盗難被害に遭ったので拡散して欲しいという、SNSの投稿をよく目にします。

ですので、ボロボロのドリ車だったとしても、高価なパーツが付いているのであれば、決して油断せずに最低限の盗難対策はするべきだと思います。

ただ、走り屋の方達はお金が無い方が多く、なかなか愛車の防犯対策にまで手が掛けられない方が多いようです。

そこで私がお勧めしたいのが、月額945円から加入することができる「GPS車両追跡サービス ココセコム」です。

GPS車両追跡サービスとは、愛車が盗難被害に遭った場合、すぐにGPSで位置を特定し、係員が現場に急行してくれるサービスです。

また警察に通報をして、盗難車両の発見にも努めてもらえます。これだけのサービスを月額945円から加入することができます。

金銭的に余裕の無い走り屋の方でもこの位の金額であれば、検討出来るのではないでしょうか。万が一盗難被害に遭うかもしれないということも考えて、この「ココセコム」のサービスを一度利用してみることをお勧めします。

月々945円からの自動車盗難対策【ココセコム】




また車両保険に入っておくこともお勧めします。ドリ車などは、ベースの車をとても安く仕入れて改造していることが多いため、車両保険に入っても思った以上の保険金額が下りないことも多いです。

ですが、万が一盗難被害に遭った場合、車両保険に入っておくのと入っておかないのでは雲泥の差です。

以前の車と同じようなチューニングをしようとした場合、車両保険に入っておけば自己負担は少なくて済みますし、別の車を購入するときの資金に充てることもできます。

しかし、保険に入っていなければ全て自己負担となりますから、もう一度車を作ろうとすれば数百万円のローンを組むことになりかねません。

ですので、車両保険は最低限入っておくことをお勧めします。しかし、車両保険に加入しようとすると、通常の年額保険料の倍近い料金を支払わなくてはならなくなります。

走り屋の方は金銭的に余裕のない方が多いですから、車両保険に入ることを躊躇する方が多いはずです。

そのような方にお勧めしたいのが「自動車保険の一括見積りサイト」です。こちらのサイトを利用すれば、10社以上の保険会社からすぐに最安値の保険会社を見つけることができます。

ただ注意して欲しいのは、保険会社によって車両保険の保証上限額が異なってきますので、出来るだけ保証上限額が高いところを選ぶことをお勧めします。

私が調べたところでは、この車両保険の保証上限額が保険会社によって、10万円~30万円程の違いがあるようです。

万が一盗難被害に遭った場合に出来るだけ多くの保険金が下りるように、少しでも保証上限額が高い保険会社を選ぶことがお勧めです。

このサービスを利用するのにあなたがやることは、簡単な必要事項を入力するだけです。しかも、こちらのサービスは「無料」で利用することができますから、ぜひ一度利用してみてください。

何かあったときのためにも、大切な愛車を守るためにも、車両保険への加入は必ず入ることを私はお勧めします。



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