こちらのページでは車記事(お役立ち編1)に引き続き、車に役立つ様々な情報をお伝えできればと思っています。
私は16歳の頃からカートを始め、18歳で普通免許を取得後、すぐにレースの世界へ飛び込んでいきました。
ですが、レースは資金がかかる上に、プロドライバーでもなかなかレースだけの収入だけでは食べていくことができないため、昼夜仕事をしながらレース資金を稼ぎ活動をしておりました。
昼間は中古車販売の営業マン、夜はガソリンスタンドでバイトなど、このような生活を引退する37歳まで続けていました。
21年間、車業界に身を置いていたため、車に関する知識や運転技術など、一般の人ではなかなか身につけることができないものをたくさん持っていると思っています。
その知識をこちらのページでもふんだんにお伝えし、あなたの今後のカーライフにお役に立ててもらえれば嬉しく思っております。
私が車にあまり詳しくない友人達と食事をしていて、車の話題になると本当に驚かされることが多いです。
最近では(2016年現在)、各クルマメーカーもユーザーの動向を取り入れ、燃費のいい車を多く販売しています。友人達も車を購入する時の指標がやはり燃費だと言っていました。
しかし、メーカーが燃費の良い車をいくら作ったところで、日頃のメンテナンスを怠れば、自ら燃費を悪化させているということを知っている人は意外と少ないことに気付かされます。
例えば、あなたはタイヤの空気圧をどの位の頻度で確認しておりますでしょうか。適切な確認時期はおよそ1ヵ月1回です。
しかし、毎月タイヤの空気圧を確認している人は、私の独自の調査結果ではありますが、全体の1割程度しかいません。ちなみにタイヤの空気圧が0.2キロ減るだけで、燃費が17%も悪くなるということをみなさん知らないようです。
あなたはこの事実を知っておりましたでしょうか?少なくとも私の友人達にこの話をすると本当に驚かれます。
あなたは自転車に乗ったことがあるとは思いますが、タイヤの空気圧が抜けている状態で漕ぐのと、タイヤの空気圧がしっかりと入っている状態で漕ぐの、どちらが楽でしょうか?
当然、後者ですよね。車もこれと同じで、タイヤの空気圧が適正値より少しでも抜けていると、エンジンには負荷がかかり、同じ量のアクセルを踏んでも同じ加速をすることができなくなります。
車は自転車と違いアクセルを踏むだけですから、結果気が付かないところで燃費をどんどん悪くしていることがあるのです。
ですので、せっかく燃費の良い車を購入しても、日頃のメンテナンスを怠るだけで燃費が悪くなってしまうことがあるのです。
これはタイヤの空気圧に限ったことではありません。エンジンオイルも定期的に交換していないと、エンジンにかかる負荷が増え燃費が悪くなります。
エンジンオイルは、エンジン内をスムーズに潤滑させるとても大切な役割をしています。しかし、距離を多く走ったり、月日が経つことにオイルの油膜が徐々に切れていき、エンジンをスムーズに潤滑することが出来なくなっていきます。
人間で例えるなら、心臓がエンジンで、血液がエンジンオイルといったところでしょうか。人間は腎臓や肝臓など、様々な臓器で不純物を処理して、最終的にはキレイな血液を再度心臓に戻し、また身体に血液を戻していきます。
しかし、車は人間と違い定期的にオイルを交換しないと、この潤滑作業が上手くいかなくなり、エンジンに負担を掛けていくことになります。結果、燃費を悪くしていくのです。
私の経験上ではありますが、タイヤの空気圧が減りエンジンオイルを定期的に交換していない車と、しっかりとメンテナンスしている車、20%~30%位の燃費が変わってくると思います。
リッター20キロの車だとすると、メンテナンスしていない車の燃費は「14キロ」、メンテナンスしている車は「20キロ」、この位変わってきます。これが1年、2年と長期で見た場合、どの位の差になるかはお分かり頂けるかと思います。
ですので、最近のユーザーの動向としては、燃費の部分だけにフォーカスしがちですが、しっかりとメンテナンスをしていないと、せっかく燃費の良い車を購入したとしても、見えないところで機会損失を出しているということになってしまいます。
私がこのような話を当たり前にすると、車にあまり詳しくない友人達に本当に驚かれます。私が常識として知っている話でも友人達にすると目から鱗だとよく言われます。
ですので、こちらのページでも引き続き、私が知っている知識をふんだんにお伝えしていきますので、あなたのカーライフに役立ててもらえれば嬉しく思います。
ぜひ、こちらでご紹介している各ページもゆっくりとご覧いただき、あなたの車に関する知識をたくさん増やしてもらえればと思います。
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