高速道路の渋滞に嫌気が差して、一般道路に下りた経験がある方は多いと思います。こちらのページでは「高速道路の渋滞をそのまま進むのと、一般道路に下りて目的地に向かう」、実際どちらが早く目的地に着くことが出来るのかをお伝え出来ればと思います。
私は以前に運送会社でアルバイトをしていた経験があるのですが、そこの会社ではこの実験をリアルにしていて、研修の際にその結果を教えてくれました。
実験した箇所は東名高速道路の厚木IC~東京ICの区間です。1台のトラックは東名高速道路の渋滞をそのまま走り、もう1台のトラックは、厚木ICから一般道路に下りて、国道246号線を使い、東名高速の東京ICまで向かうというものです。
その結果どうなったかというと、高速道路を走り続けたトラックの方が目的地に着くのが早かったそうです。
渋滞をそのまま進んだトラックの所要時間は約50分。一般道路に下りたトラックの所要時間は約80分で、その差30分の開きがあったそうです。
この結果を聞いたとき、あまりの開きに私もびっくりしたのですが、やはり渋滞にはまっていても、そのまま高速道路を進んだ方が速く目的地に着けるようです。
また、テレビでも同じ実験をリアルにしている映像がありましたので、こちらをご覧になってみてください。
いかがでしたでしょうか?
こちらの番組では何度も同じ実験を繰り返し行っていて、結果「高速一筋11勝 自由走行6勝」となっています。
やはり、渋滞していても高速道路をそのまま進む方が目的により早く着ける確立が高いことが分かって頂けるかと思います。
そして、このような結果になった理由として、運送会社の研修で教えてくれたのは、高速道路には信号や交差点が一切ないのが大きな要因だと言っていました。
高速道路では渋滞にはまっていたとしても、遅いながらも車は流れています。しかし、一般道路では信号が赤になるたびに車が完全に止まり信号待ちをしなくてはなりません。
また交差点などで渋滞していれば、そこを通過するのにも時間がかかり、結果高速道路をそのまま進んだ方が早いということになります。
これはとても面白い結果ですよね、勝手な思い込みではなく、このように実際に実験をした結果を聞くと、とても信憑性があります。
私もこの会社の研修を受けてから、高速道路で渋滞にはまったとしても、一般道路に逃げることをしなくなりました。
以前は自分の勝手な思い込みから、一般道に逃げた方が早いだろうと思いよくやっていましたが、この話を聞いてからは気長に渋滞にはまるようにしています。
ぜひ、この結果をあなたにも知っていただき、無理に一般道路に下りることは逆に時間的ロスに繋がる可能性の方が高いということを知って頂ければと思います。