普通に運転をしていれば覆面パトカーのお世話になることはありませんが、私は3回お世話になったことがあります(汗)
最近は捕まることはほとんどなくなりましたが、やはり若い頃(20代前半)によくお世話になりました。
もし、こちらのページを交通機動隊の方がご覧になっていたらすいません、、、
今は安全運転をしておりますので、もうお世話になることはないかと思います。
私は白バイなどを含めると、数多く捕まっているので、全ての違反をはっきりとは覚えていませんが、初めて覆面パトカーに捕まったのは東京と神奈川を結ぶ「第三京浜道路」でした。
これは覆面パトカーに初めて捕まったということもあり、今でもはっきりと覚えていて、保土ヶ谷方面から東京方面に向かっている途中、港北ICを過ぎた辺りで捕獲されました。
法定速度80キロのところ、129キロで走っていたので、39キロオーバーで捕まり、点数は3点減点、罰金は3万5000円でした。あやうく、あと1キロで免停になるところでした。
実際は150キロ近いスピードで走っていた区間もあったので、これは測定されたとき運が良かったのだと思います。
同様に2回目は「東名高速道路」、3回目は「中央自動車道」で捕まった苦い経験があります。どちらも25キロ以上の超過だと記憶しています。
ちなみにスピード違反で捕まると、以下の罰則を受けることになります。交通違反の中でもスピード違反は特に罰則が重いので、あなたもスピード超過には十分に気を付けてください。
●高速道路の速度超過罰則
●一般道路の速度超過罰則
※ちなみに私の友人は北海道に旅行に行った際、一般道路で60キロ超過で捕まったことがあります。その時に聞いた話では、90日の免停、後日裁判所に呼ばれ10万円の罰金を言い渡されたそうです。参考にしてください。
私もさすがに3回目に捕まったときは、警察無線やオービスの信号を探知する、探知機レーダーを車に付けたのと、覆面を見分ける目を養っていきました。
そこで私なりの経験に基づいて、ここから覆面パトカーの見分け方について色々とお伝えしていきますので、参考にしてもらえればと思います。
ぜひ、こちらのページでご紹介している覆面パトカーの特徴を掴んでいただき、速度超過で捕獲されることのないよう、運転に気をつけてもらえればと思います。
覆面パトカーはこのような特徴を持っている 見分ける12のポイント!
1 トヨタのクラウンに注意
覆面パトカーの車種は圧倒的に「トヨタのクラウン」が多いです。色はシルバーや黒、白が多いです。その他クラウン以外の覆面としては、やはり4人乗りのセダンが多いという共通点があります。
車種は日産のスカイラインやトヨタのマークX、北海道県警などではスバルのレガシィなどが多いようです。以下の画像が実際の各県警の覆面パトカーになりますので、参考にしてみてください。
この辺の車種が選ばれるのには様々な理由があるようですが、私が調べてみたところ、まずクラウンなどの排気量の大きいセダンを選ぶ理由は、覆面は速度超過の車を捕まえることが多いため、速い車でも追いつくことができる車であるということが条件のようです。
確かに軽自動車やカローラなどの低排気量車では、排気量の大きい車の加速に付いていくのは難しいですし、速い車に追いつくのは困難ですよね。
またその他の理由としては、違反者を捕まえた後に後部座席に乗せて切符を切る処理があるため、セダンタイプの大きい車が主に採用されているようです。
そのため、2シーターの覆面は少ないようですが、パトカーに関しては例外があるようです。例えば、「日産スカイラインGTR」、「ホンダNSX」、「日産フェアレディZ」「三菱GTO」などがパトカーに起用されています。
また下記のサイトでは、各県警の覆面パトカーの車種やナンバーを公開しています。法的に問題ないのか分かりませんが、たまたまネットをしていて見つけたので、興味のある方はぜひご覧になってみてください。
■大阪府警
大阪府警の覆面パトカー情報
■北海道県警
北海道県警の覆面パトカー情報
■各県警のスポーツパトカー
各県警のスポーツパトカー
2 どこの県のナンバーかチェックする
警察は自分達の管轄の地域で取締りを行うことが基本ですので、埼玉ナンバーの覆面パトカーが、東京や神奈川で取締りを行うことはまずありません。
ですので、覆面の臭いがした車を発見した場合、どこの県のナンバーかまずは確認してみてください。
例えば、東名高速道路を走っていて、神奈川県内を通過しているとき、埼玉ナンバーのクラウンなどであれば、覆面ということはないはずです。
ですが逆に、横浜ナンバーや相模ナンバーのクラウンがいたら、覆面の可能性がかなり高いです。千葉県内であれば、千葉ナンバーや袖ヶ浦ナンバーという感じです。
ですので、覆面の臭いがした車を発見した場合、あなたが今走っている場所をまずは把握し、他県ナンバーの車であれば問題ない、同県のナンバーであれば覆面の可能性が高いと思ってください。
また、昔は覆面パトカーのナンバーは「8ナンバー」と言われていましたが、現在はそんなことありませんので、注意してください。
現在の覆面パトカーのナンバーは、その車種の排気量のナンバー、3ナンバーや5ナンバーになります。ですので、「3ナンバーは大丈夫」というのは昔の話ですので、3ナンバーや5ナンバーだったとしても、安心しないようにしてください。
3 バックミラーが2個付いている リアガラスにスモークが貼ってある
昔は覆面パトカーを見極めるポイントの一つに、後ろから見て「バックミラーが2つ付いていれば覆面」というものがありました。
昔はリアガラスにスモークを貼っている覆面パトカーが少なく、後ろからすぐに覆面だと判断できたのですが、現在ではほどんどがリアガラスにスモークが貼ってありますので、バックミラーが2つ付いているところはなかなか確認することができません。
しかし、未だにスモークを貼っていない覆面パトカーもいて、バックミラーを見るとやはり2つ付いています。
これは運転席側と助手席側、どちらの隊員でも周囲をチェックできるようにするためだと思われます。教習所の車も教習生用と教官用にバックミラーが別々にありますよね。
ですので、現在では後ろからバックミラーを確認して、覆面と判断するのは難しくなっていますが、車種がトヨタのクラウン、リアガラスにスモークが貼ってある、このような特徴を持った車を見つけたら覆面の疑いをかけてみてください。
4 パトランプを格納している凹みがある
これは運転中に確認するのは難しいかもしれませんが、覆面パトカーの屋根には必ずパトランプを格納している凹みがあります。
よく目を凝らしてみると分かると思いますが、運転中は危ないので覆面パトカーを見分ける一つに指標として覚えておいてください。
もし、助手席や後部座席に人を乗せているときは、パトランプを格納している凹みがないかチェックしてもらうといいと思います。
5 専用のアンテナを搭載している
覆面パトカーに限らず、警察車両は必ず無線をのせているため、専用のアンテナを搭載しています。そのため、下記画像のようなアンテナが屋根に付いている車は、覆面と疑って間違いないです。
一般に販売されているクラウンの純正アンテナは、以下画像の「シャークアンテナ」という目立たないアンテナです。
しかし、警察車両に搭載されているアンテナは「ユーロアンテナ」といい、上記画像のようにリアウィンドウの上に1本立っているアンテナが付いていたり、左右に付いているものもあります。
ですので、純正アンテナをわざわざ取り外して、別のアンテナを後付けする人なんて、一般の人であればまずいないと思います。いるとすれば、無線マニアくらいかと思います。
ですので、このユーロアンテナを設置しているクラウンやスカイライン、マークXなどを見かけたら、覆面パトカーの疑いを持ってください。
6 後部のエンブレムが何故か無い
これはクラウンという車種に限ったことなのかも知れませんが、私の経験上、覆面パトカーのクラウンには、何故か後部に付いているグレード名のエンブレムが無いことが多いです。
一般に市販されているクラウンは、中央にトヨタのマークがあり、左に「CROWN」のエンブレム、右にはグレード名のエンブレムがあります。年式や車種によっては逆の場合もあります。
下記の画像をご覧ください。グレード名のエンブレムはその車のグレードによって異なりますが、「RoyalSaloon」、「HYBRID」、「Athlete」などのエンブレムが付いています。
●一般に市販されているクラウン
しかし、何故か覆面パトカーにはグレード名のエンブレムが無いものが多いんです。全ての覆面パトカーがそうとは限らないようですが、私の経験上では覆面パトカーはこのグレード名のエンブレムが無いことが多いです。
下記の画像をご覧ください。覆面パトカーの後部を写した写真ですが、やはりグレード名のエンブレムがない覆面パトカーが圧倒的に多いです。
●覆面パトカーのクラウン
ですので、怪しいクラウンを見つけ、グレード名のエンブレムがないような場合、覆面パトカーの疑いをかけていいと思います。
7 車がピカピカ
交通警察24時などのテレビ番組をご覧頂いている方は分かると思いますが、警察車両は必ず隊員の方が毎日洗車をしています。
これはパトカーであっても、白バイであっても同様です。ですので、汚れが目立つ覆面パトカーはまずないと思っていいですので、怪しい車を見つけその車がキレイであれば覆面を疑ってください。
逆に何ヶ月も洗車していないような汚れが目立つ車だった場合、覆面パトカーの可能性は低いと思ってもらって大丈夫です。
8 走行車線を制限速度で走っている
覆面パトカーは取締りをしていないとき、走行車線を制限速度で走っていることが多く、3車線ある道路では一番左のレーンを走っていることが多いです。
覆面パトカーも制限速度を超えて走るときは、必ず赤色等を付けて緊急走行表示を一般車に示さなくてはいけないという決まりがあるため、取締りをしているとき以外は必ず制限速度内で走っています。
ですので一番左のレーン、もしくは走行車線をゆっくりと走っているクラウンやスカイライン、マークXなど、覆面パトカーによくある車種を発見したら注意するようにしてください。
9 周りの車がやけにおとなしく走っている
高速道路を走っていて、何故か周りの車がおとなしく走っていることを感じたことはないでしょうか。
私は高速道路を走っていてよく感じることがありますが、やけに一部分の隊列だけおとなしく走行車線を走り、制限速度を守っていることがあります。
大抵そのような場合、列の一番先頭を見ると覆面が先導して走っている光景をよく目にします(笑)
もし高速道路を走っていて、周りがやけにおとなしく走っているな、と感じたら、一番前を走っている車を確認してみてください。大抵の場合、白かシルバーのクラウンが走っていることが多いです。
10 二人乗車をしている ヘルメットをかぶっている 青い制服を着ている
覆面パトカーは必ず二人乗っています。これは運転をする人と速度違反を計測する人が別のためです。
ですので、この車怪しいぞと思ったら、追い越し車線からその車を追い抜く際、チラッと運転している人を確認してみてください。
そこで、「二人乗っている」、「ヘルメットをかぶっている」、「青い制服を着ている」、このような特徴を持った人が乗っていれば、間違いなくそれは覆面パトカーですので、すぐに速度を落とすようにしてください。
様子を伺っていれば、追い越し車線を元気良く飛ばしている車を追跡するところを見れるかもしれません(笑)
11 抜いた後に追っかけてくるか
覆面パトカーかどうか確実に判断する方法はこれしかありません。それは、覆面ではないかと思われる車両をスピードを出して追い抜いて、その後、自分の後を追っかけてくるかどうかです。
ですが気をつけて欲しいのは、追尾式の取り締まりでは、すぐ後ろに付いて計測することはかなり稀だと思っています。
ほとんどの場合、少し距離を取ったところ(100~200メートル程度後方)から計測を開始し、違反車両だと判断された場合、サイレンを鳴らして追っかけてくるパターンです。
よく捕まえる前に赤色灯を付けて警告を促すなんて言いますが、自分の経験上ではそんな感じを受けたことはなく、スピード違反の車両を見つけた時点で追尾しながら速度計測を開始して、違反と確定したら赤色灯を付けて捕まえる感じを受けます。
つまり、赤色等を付けた覆面パトカーをバックミラーで確認した時には、もう既に遅いということです。
ちなみに下記の動画は、覆面パトカーが速度違反の車両を捕まえている映像です。こちらの動画を見て頂ければ、私の言っていることが分かって頂けると思いますので、ぜひご覧になってみてください。
■覆面パトカーに速度超過違反で捕まる瞬間
いかがでしたでしょうか。このように覆面パトカーに捕まらないためにも、少しでも疑いを感じたらすぐに追い越し車線から走行車線に移り、速度を落とすことが安全だと思います。
12 夜間は見分けるのが非常に難しいので要注意
ここまで覆面パトカーの特徴について詳しくお話してきましたが、いくら特徴を掴んだとしても、やはり夜間走行しているとき見破ることはかなり難しいと思います。
また夜では、車種の判別や車の色を見分けることも難しいでしょうから、夜の走行に関してはスピードを控えて運転することがお勧めです。
どうしても急いでいる場合や、ある程度のスピードを出して走らないと気が済まない人は、バックミラーを見て、追いかけてきた車があった場合、車線を譲る、あるいはずらすなどして、「自分の車を追いかけているのかどうか」探りを入れるようにしてみてください。
一度譲って、そのまま追い越し車線をスピードを落とさずに追い抜いて行く車は覆面ではないでしょうし、あなたがスピードを落として走行車線に移った際、あなたの車の後ろにピタッと着いてきた場合、疑いを掛けてみると良いと思います。
いずれにせよ、夜間は覆面パトカーを見分けることは非常に困難だと思いますので、夜間時はスピードを控えて運転するように心掛けてください。
ここまで、覆面パトカーを見分けるポイントをいくつかお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。あなたのお役に立てたでしょうか。もしあなたのお役に立てたのであれば嬉しく思います。
一番いいのは覆面パトカーを気にせずに法定速度を守り走行することですが、なかなかそうもいかないことがあるかと思います。
法定速度を守っていつも走っている人にはこちらのページは必要ないかもしれませんが、いつもスピードオーバー気味で走ってしまう人は、ぜひ参考にしてもらえたら嬉しく思います。