こちらのページでは外装の洗車に引き続き、車内の室内清掃のやり方についてお伝えしていきたいと思います。
車の査定額をアップさせるには外装の洗車もとても大事ですが、室内も当然のことながら査定の対象になります。
ですので、外側だけいくら綺麗にしたとしても、室内が汚れていれば全体としてマイナス評価になります。
そうならないためにも、外装を綺麗にしたら、次は室内も綺麗にしていきましょう。
特にタバコを吸われる方、ペットをよく乗せて走る方は、中古車市場では懸念される車ですので、外装以上に室内清掃に力を入れる必要があります。
●まずは室内清掃をするのに用意する物をご紹介
●掃除機(洗車場に設置してあるもの 用意出来る方はハンディ掃除機)
●カーシャンプーとブラシ
●ブリス(コーティング剤)
●内装用のツヤ出し剤
●タオル(2~3枚)
●ファブリーズ(除菌スプレー)
それではここから、室内清掃のやり方をお伝えしていきます。
私が行うときの室内清掃の順番ですが、まずは最初に掃除機をかけて、室内のゴミを吸い取ることから始めていきます。
特に日頃ペットを乗せて走る方は、この掃除機を入念に掛けるようにしてください。やって頂くと分かりますが、ペットの毛はなかなか吸い取ることができません。
私も現役時代、色々な車の室内清掃をしてきましたが、ペットを乗せている車ほどやっかいなものはなかったです。マットやシートに付着したペットの毛は本当に取れません。
もしそのような場合は、市販で販売している「コロコロ粘着テープ」などを利用してみてください。かなり役立つと思います。
そして、掃除機をかけると同時に室内にある足マットなどを取り外し、掃除機を掛けるときに邪魔になるものを室外へ出していきます。
●室内を掃除機を使ってゴミを吸い取っていきます。
取外したマットは、洗車場にあるマット洗い機に掛けるか、カーシャンプーなどを使ってブラシで洗います。
ただ、カーシャンプーを使ってマットを洗うのは、私は年に1回程度です。理由は、水で洗ってしまうと、厚みのある足マットはなかなか乾かないからです。
また、中途半端に生乾きのマットを室内に戻すと、臭いの原因にもなります。一度経験していますが、梅雨の時期になかなか衣類が乾かないと臭ってくる、あの臭いが車内に充満します(笑)
ですので、私が足マットをカーシャーンプーを使って洗うのは、マットが短時間で乾く夏場か、もしくはしばらく車を乗る予定がないときだけです。
通常は掃除機でゴミを吸い取って、洗車場にあるマット専用の機械に掛ければ十分にキレイになります。洗車場のマット専用機を利用できない方は、掃除機でゴミを吸い取った後に、濡れたタオルで軽く拭いてください。それだけでもかなりキレイになります。
更にその上からファブリーズなどの除菌効果のあるスプレーを拭き掛けておくと良いです。私もマット専用機に掛けた後は、手持ちのファブリーズを2~3回足マットに拭き掛けています。
中にはゴム製の足マットを使っている人もいると思いますので、ゴム製の足マットを使っている人は、すぐに乾くと思いますので、室内清掃をする度に水洗いをすればいいかと思います。
掃除機で室内のゴミを吸い取ったら、次にダッシュボードなど、レザー系の部分のワックス掛けをしていきます。
まずはワックスを掛ける前に、ダッシュボード周りなどを水拭きしていきます。理由は、一度ダッシュボードやドリンクホルダーなどに溜まっている汚れを水拭きしてからの方が、ワックスのノリが良くなるためです。
●ダッシュボード、内張りなどを水拭きしていきます。
水拭きが終わったら、軽く空拭きしてからワックスを掛けます。ダッシュボードなどが水で濡れているとワックスがノリませんので、必ず空拭きをするようにしてください。
私がレザー部分に使うワックスとしては、「カーメイトの内装用のツヤ出し剤」を使用しています。下記の写真のものです。タオルに2~3滴吹いた後、そのまま拭いていきます。
●レザー部分にワックスを塗っていきます。
またワックスをかけた後も、乾いたタオルで空拭きをするようにします。ベタつきも押さえられる上、ツヤが増します。
●次にハンドルやシフトノブなどを水拭きしていきます。
ハンドルやシフトノブは水拭きのみです。ここにレザーワックスを塗ってしまうと運転中に手元がすべって大変なことになります(汗)
ですので、間違ってもハンドルやシフトノブにはワックスを塗らないように気をつけてください。
●次にシートや天井の水拭きをしていきます。
やって頂くと分かりますが、シートや天井は以外に汚れているものです。特にタバコを吸う方は天井がヤニで相当汚れていると思います。
その場合、タバコのヤニを専用で取ることのできる、スプレータイプの洗浄剤が市販のカー用品店などで売っていますので、そちらを利用してみてください。
シートや天井の水拭きが終わったら、最後はファブリーズなどの除菌スプレーを吹きかけて終了です。
また、シートや天井の汚れを落とそうと、カーシャンプーなどの洗剤を使用する方がいますが、私はあまりお勧めしません。
その理由は、一度中に洗剤が染みこむとなかなか取れない上、シートに座ったときなどベト付き感が残ります。
ですので、天井やシートを掃除するときは水拭きのみか、専用のものを使うことをお勧めします。
●次に内窓清掃を行います。
内窓を拭くときは、水拭きをした後に必ず乾いたタオルで空拭きするようにしてください。
よく、水拭きだけで終わらせる人がいますが、これでは太陽の光が当たったときに拭き残した跡が白く残ってしまいます。特にフロントガラスに残ると、太陽光が当たったときに前が見えにくくなりとても危ないです。
ガソリンスタンドで窓を拭いてもらった後に、前が見えにくくなった経験はないでしょうか。あれはスタンドの定員さんがしっかりと空拭きをしなかったことが原因です。
ですので、水拭きをした後に乾いたタオルで必ず空拭きをしないと、ガラスの表面に白く跡が残ってしまい、視界が妨げられますし、見た目も汚く見えますので、内窓を拭くときは必ず空拭きすることを忘れないでください。
また、メーターパネルなどはそのまま水拭きをすると、一見キレイになったように見えますが、実は傷だらけになってしまうことがあります。光に当たるとよく分かると思います。
気にしない方は気にならないと思いますが、常に目線に入ってくるのがメーターパネルですので、私は結構気になる方です。
ですので、普段はメーターパネルが傷だらけになるのが嫌なので、乾いたタオルでホコリを落とす程度のことしかしませんが、あまりにも汚れている時は水拭きをします。
そして、メーターパネルの傷が目立って気になるという方にお勧めなのが、「ブリス」です。
ブリスをスポンジで軽くのばし、柔らかい布(ワックス拭き取り用)で拭き取ります。これだけで傷が大分目立たなくなります。もちろん太陽の光が当たっても目立たなくなります。
ブリスはガラス系繊維ポリマーですので、このようなプラスチックにも効果を発揮します。また、携帯の液晶パネルやテレビの液晶パネル、電子レンジのガラス部分など、様々なところでも使えます。
もし興味のある方は、ご自宅の色々なところでも試してみてください。きっと、ブリスの効果にびっくりすると思います。
私はこのことを妻に伝え、実際に試してみてもらったところ、妻もブリスの効果にびっくりして、家の掃除をするときは欠かせないアイテムとなっています(笑)
少し話がずれてしまいましたが、最後に室内から出した足マットなどを戻して室内清掃は終了となります。外側の洗車に比べれば、室内の掃除はさほど時間がかからずできると思います。
ぜひ、お伝えしたやり方を参考にしていただき、あなたの愛車をキレイにしてから、車の査定依頼を出すようにしてください。
洗車をする前と後では数万円~数十万円の査定額の開きになりますから、面倒と感じても、ぜひ実践してから売却するようにしてください。
そして、愛車の売却をするときは私がお勧めしている「車の一括査定サイト」を利用して、売却するようにしてください。
私がお勧めする一括査定サイトは全部で3つありますが、この3つのサイト全てに査定依頼を出すことが高額買取のコツです。
何故なら、各サイトごとに登録している業者がそれぞれ異なるため、1つのサイトにしか査定依頼を出さないと、そのサイトに登録されている業者のみで買取を競うことになり、思ったほど高額な査定が付かないことがあります。
ですので、あなたの大事な愛車を少しでも高く買い取ってもらうためにも、以下3つのサイト全てに査定依頼を出すようにしてください。
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