面白い動画を見つけたのでシェアしたいと思います。今回の動画はプロのレーシングドライバーが素人と偽って、教習所の教官を驚かすという企画です。
最初はわざとらしくエンストをしたり、ぎこちない運転をして「教官にダメな生徒」と油断させておいて、彼女が「最後にもう1回だけチャンスをください」と、お願いした途端、いきなり全開のドリフト走行に移り、教官達を驚かしている映像です。
この映像の中で、いかにもドジな女の子をイメージした、メガネ姿に変装して仕掛人を演じているのは、マレーシア出身のプロレーサー Leona Chin(レオナ・チン)さんです。
彼女はマレーシアではそこそこ有名なレーシングドライバーのようですが、私も初めて聞く名前でしたので、詳しい詳細は分かりません。
そこで、ネットで色々と調べてみたところ、マレーシアの方で耐久レースやラリー、ジムカーナ等で活躍しているレーシングドライバーのようです。成績などの詳細までは分かりませんでした。
彼女が運転しているのは、日産のS15シルビアですね。色は艶消しのブラックでしょうか、エアロやホイールは映像を見ただけでは正確にどこのメーカーということまではちょっと分からないですが、ボディはワイド化されて、かなりスパルタンな仕様になっています。
男仕様と言えるのではないでしょうか。かなり決まっていてかっこいいです^^内装もデフィの4連メーターに油圧サイドキットを装着して、サイドブレーキをロング化しています。完全なドリフト仕様ですね。
また、ブーストコントローラーを装着していますので、ブーストアップ車かタービン交換仕様車でしょうか。タイヤの白煙具合を見ると、推定350馬力~400馬力程度かなと思います。ということは、タービン交換車ですかね。
そして、後部座席にクマのぬいぐるみを乗せてドリフトしているところは、女の子らしくてとてもかわいいですね。ですが、最後の最後はクマのぬいぐるみは吹っ飛んでしまっていますが(笑)
マレーシアでは日本と違い、アメリカと同じように車の免許を取得するのに自分で車を用意して、試験を受けなければならないようですね。
さすがに教官達も車を見ただけでは、彼女の変貌振りを予想することはできなかったようで、平然と助手席に乗り込んでいます。最初はどの教官も「この子大丈夫かな」って感じで一生懸命に指導しています。
ただ私が驚いたのは、日本の教習車は教官が乗り込む助手席には、緊急用のブレーキが備えつけられていますから、危険を感じたら、教官がブレーキを踏んで危険回避することができます。
ですが、自分で車を用意して試験を受けさせるということは、乗り込む側には当然補助ブレーキがないということです。ということは、教官は危険を感じても何もすることができないわけですから、命懸けです。
特に最初の方で彼女がわざとエンストしたりする場面で、教官の顔がかなり引きつっているのが分かります。特に男性教官は本気でびびっていますね。本当に怖いんでしょうね。
ですが、その後にいきなり全開にされたときの引きつった顔の方が面白いですね。特におばちゃん教官の叫びっぷりは面白いです。ここまでびっくりされると、ドッキリを仕掛けている方もとても楽しいのではないでしょうか。
ですが、若い男性の教官はマジ切れしています(笑)最後に「You almost killed me(殺す気か!)」と言って車を去ってしまいました。最後はみんな笑って終わっていますから、ここまでやればドッキリ企画は大成功ではないでしょうか。
ドリフトの技術としては、広い駐車場で定常円旋回や8の字を繰り返しているだけですので、たいしたことはないですが、ドリ車の横に初めて乗る人はそれだけでもびっくりしてくれるもんなんですね。
結構笑える動画ですので、お茶でも飲みながら、ぜひご覧になってみてください。おばちゃん教官のリアクションが個人的には最高です^^