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レーサーパンダの車への想い

ここでは私の車に対する想いを少しお話したいと思います。私は1歳の時に交通事故で実の父親を亡くし、小学校高学年まで母子家庭として育ちました。

そのため、父親の記憶がほとんどなく、母親に写真を見せられるたび、これが自分の本当の父親なんだ、程度の記憶しかありません。

しかし何故か、父親の記憶をはっきりと覚えているシーンが1つだけあります。それは、父親が車を運転する姿です。

1歳の頃の記憶といえば、ほとんどないと思います。ですが、私は実の父親がハンドルを握る姿だけは、はっきりと覚えているのです。

これは自分の中では本当に不思議なことだと思っていて、何故この記憶だけは覚えているのか本当に不思議です。

また母親の話では、父は自分の横に私を置いておきたくて、運転席と助手席のあるコンソールボックスに、幼い自分をいつも座らせて運転をしていたと言います。

今思えば、シートベルトもさせずになんていう父親だと思いますが、私はコンソールボックスに座らされ、いつもお尻が痛い思いをしていたこともよく覚えています。

まだ1歳だった私が、このことを鮮明に覚えているのは本当に不思議なことです。私の頭の中に残っている父親の他の記憶は何もありません、このことだけです。

母親の話では実の父は車が大好きで、2年に一度は車を乗り換える程だったそうです。また、母親と知り合ったときはいくつかの会社を経営するほど凄い人だったそうですが、その以前はタクシーの運転手や観光バスの運転手、トラックドライバーなど、車に関わる仕事をやっていたそうです。

特に父親は外車が好きだったようで、キャデラックやGM、BMWなどを乗り回していたそうです。昔撮った写真にもキャデラックとBMWが写っていました。

何を言いたいのかといいますと、車をただの移動手段として考える方が多いですが、私は車を家族の一員だと思っている、ということをお伝えしたいのです。

車に興味の無い方にとっては、何を言っているんだと思われてしまうかもしれませんが、車と人には不思議な縁があると思っています。

あなたはこんな言葉をご存知でしょうか?

「乗り手が車を選ぶのではない、車が乗り手を選ぶ、人と車には不思議な絆がある」

つまりあなたが今乗っている車は、車にあなたが選ばれて乗っているということです。私は車にも意志があるんではないかということを、レースをやっていて何度も経験しています。

そのレースでは年間チャンピォンがかかっていて、どうしても負けられないレースでした。しかし、前日の練習走行で不調が見つかり、応急処置をしたものの、エンジンがいつ壊れてもおかしくない状態でした。

私は絶対に負けられなかったので、その想いをドライバーシートの中で念を押すように車に伝え、レースに挑みました。結果、優勝することができ、年間チャンピォンを取ることができたのです。

そして表彰式も無事に終わり、車をガレージに移動しようとしたところ、エンジンがかからない。どうしたのかと思いボンネットを開けてみると、エンジンが壊れていて全く車が動かない状態になっていたのです。

この時、私は思いました。いつ壊れてもおかしくないエンジンだったにも関わらず、最後まで走りきってくれたのには理由があるのではないかと。

きっと、車には意志があって自分の想いが届き、ゴールまで導いてくれたんだと、自分のために命を張って最後まで踏ん張ってくれたんだと。

他にも車と接していて、このような不思議な体験は何度もしています。私ははっきりと断言できます、「車も人間と一緒で心や意志があると思います。」

私は今までレースも含めて色々な経験をしてきていますが、車に対する想いというのは、やはり家族と同じ位にあります。私を選んでくれてありがとう、これからしばらくの間よろしくお願いします、といつも感謝をしてハンドルを握っています。

そうすると、不思議なことに車はキビキビ動いてくれますし、故障もほとんどしません。しかし、感謝もなくただ乗っている、愛情を持たない、このような扱いをしていると、車も敏感に反応して、あちこちで故障をしていきます。

私も以前、愛情を持たずにただの移動手段として乗っていた車がありました。それは、レース場への移動手段としての車です。

レース場への往復をするだけに購入した車だったので、汚れても洗車をしない、メンテナンスもしない、こんな状態で乗っていたことがあります。

しかし、その車は数ヶ月に一度、ここは壊れないだろうという部品が頻繁に壊れたり、高速道路の途中でいきなり止まってしまったり(電気系統のトラブル)とさんざんな目に合いました。

そんなに安い車ではないです、メーカーはホンダで、普通に100万以上した中古車です。私はやはり愛情を持たないで車と接していると、こうゆうことになるんだなと思いました。

また、よく中古車を購入して「この車は当たった」、「この車は外れた」、なんてことをよく聞きます。同程度の車を購入したにも関わらず、何年も故障もせずに走る車もあれば、年中トラブルで修理に出している車もあります。

この差は何かというと、私は運ではなく、前のオーナがどれだけ車に愛情を持って乗っていたか、これに限ると思っています。

当然、以前のオーナーがどれだけ愛情を持って車と接していたとしても、次のオーナーが愛情を持たずに乗っていれば、車は時間の経過とともに故障箇所が増えていくことでしょう。

また、中古市場でも10万キロ以上乗った車はダメだとか言う方がいますが、私はそんなこと関係ないと思っています。愛情を持ってしっかりとメンテンスをして乗っていた車は、10万キロを越えていてもガンガン走ってくれます。

しかし、逆に走行距離が少なくても、愛着を持たないで乗っていた車は、やはり購入後に故障が目立ちます。ですから、車を乗る以上は愛着を持って接して欲しいと思っているのです。

もしあなたが、「車はただの移動手段」としか考えを持っていないようであれば、少しだけでいいので、車との向き合い方を変えてみてください。

そうすることにより、車はあなたの思っている以上の働きをしてくれますし、何より楽しい車ライフを送れると思います。

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